我が家は結婚して3年ほどになり、
結婚と同時に今の賃貸で暮らし始めました。
正直なところ、
これまで自分自身は「家」について深く考えたことはありませんでした。
住めれば十分。
場所も悪くないし、大きな不満があるわけでもない。
そんな感覚で、気づけばそのまま住み続けていたと思います。
でも、子どもが生まれてから、
少しずつ暮らしの感じ方が変わってきました。
生活がガラッと変わった、というよりも、
今まで気にならなかったことが、気になるようになった。
そんな感覚のほうが近いかもしれません。
子どもの誕生をきっかけに、夫婦で
「この暮らし、賃貸のままでいいのかな?」
と思うようになりました。
このブログでは、
子どもが生まれたことをきっかけに考え始めた、
我が家の「家づくり」について書いていこうと思います。
まだ家が完成しているわけでもなく、
正解が分かっているわけでもありませんが、
同じように悩んでいる方の参考になる部分があれば嬉しいです。
私の居住歴:ずっと「賃貸派」だった私
私はこれまで、ずっと賃貸暮らしでした。
実家を出てからはアパートやマンションを転々とし、結婚後も賃貸住宅に住んでいます。
現在の間取りは2LDK。
暮らす分には大きな不満はなく、
駅やスーパーも近く、立地には恵まれていました。
(地方なので、車社会ではあります。)
正直なところ、
「いつかは家を建てたい」という強い憧れがあったわけではありません。
家は必要になったら考えればいい、くらいの感覚だったと思います。
「そろそろ家のこと考えない?」妻の一言から始まった
きっかけは、ある日ふと妻が口にした一言でした。
年始を過ごしながら、
「また今年も同じように1年が過ぎていくのかな」
なんてぼんやり考えていた、ある日のことです。
子どもの昼寝中、
「ちょっといい?」と寝室に呼ばれ、
そこで妻から
「そろそろ、家のこと考えない?」
と聞かれました。
正直に言うと、
この話自体は、実は約1年前にも一度出ていました。
当時は子どもが生まれたばかりで、
毎日がバタバタしていて、
「持ち家」のデメリットばかりが浮かび、
自分自身も「持ち家なんていらないでしょ」と思っていました。
「まだ早いんじゃないかな」
「今すぐ困っているわけでもないし」
そんな気持ちのほうが、正直強かったと思います。
家に興味がなかった自分と、持ち家への苦手意識
その頃の自分は、
子どもがいる生活にもまだ慣れていませんでした。
加えて、昔に資産形成の勉強をしていたときに知った
「持ち家のデメリット」ばかりが、頭に残っていたのだと思います。
・初期費用が高く、維持費や修繕費がかかる
・住宅ローンという大きな借金を背負うことになる
・簡単に引っ越せない←この点は、契約前まで一番悩みました。※重要
・ご近所トラブルの不安 など
そう考えると、
賃貸暮らしのほうが気楽に思えていました。
賃貸で「困っていない」と思っていたけれど
妻は真剣に考え悩んでいた。
ただ、妻と改めて話をしていく中で、
今の暮らしに対する不安や不満が、少しずつ言葉になって出てきました。
・今後、子どもが走り回ったときの騒音が心配
・子どもの物が増えてきて、収納が足りない
・部屋が狭く、思っている以上にストレスがある
・自分が交代勤務のため、深夜の帰宅で子どもを起こしてしまう
(我が家は、子どもの睡眠の悩みが尽きません…)
・帰宅後のお風呂の音が寝室まで聞こえる
・子どもと一緒に入るお風呂がとにかく狭い
・朝晩が寒く、風呂上がりに風邪をひかないか心配
・いつか、子どもが帰ってこられる「実家」を作ってあげたい
正直、
ここまで具体的な不満が出てくるとは、自分でも驚きました。
真剣に考えていないのは自分だった
今振り返ると、
真剣に考えようとしていなかったのは、自分のほうだったと思います。
自分の中では、
「多少の不満はあるけど、困っているほどではない」
と思っていました。
でも、話してみて初めて気づきました。
自分が「困っていない」と思っていたのは、
ただ慣れていただけ
慣れている環境を変えるのが嫌なだけ。だったんだと思います。
また、自分自身は真剣に考えてこなかっただけだったのかもしれません。
守るものが増えて、基準が変わっていた
子どもが生まれて、
守るものが増え、考える基準は確実に変わっていました。
それなのに、
住まいだけは昔の感覚のまま判断しようとしていた。
そのズレが、
少しずつ違和感として出てきていたのだと思います。
ここから、
「賃貸か、持ち家か」
を本気で考えるようになりました。
賃貸か持ち家かをどう比較したか
賃貸か持ち家かを決める上で、
自分たちは改めて両方の比較をしてみました。
一般的によく言われている比較はこんな点です。
・賃貸は、身動きが取りやすく、住み替えが楽
・修繕費や固定資産税などの負担が少ない
・家賃を払い続けても資産にはならない
・持ち家は、自由度が高く、老後の住まいの安心感がある
・ただし、初期費用やローン、維持費の負担が大きい
お金の損得だけで見れば、
賃貸のほうが合理的に思える部分もあります。
それでも、子どもがいる今の暮らしを想像すると、
それだけでは判断してはいけない、と感じるようになりました。
賃貸のメリット・デメリットを、自分たち目線で考え直した
賃貸の「気楽さ」は、確かにメリットだった
正直なところ、
賃貸のメリットは、これまでずっと実感してきました。
引っ越しのハードルが低い。
修繕なども、基本的には管理会社に任せられる。
「住まいに縛られない」という感覚は、
自分にとってはかなり大きな安心材料でした。
ご近所問題もそこまで気を遣うことはありません。
だからこそ、
以前は「賃貸で困ることなんてある?」と思っていました。

子どもが生まれて、気になり始めたこと
一方で、
子どもが生まれてから、
それまでメリットだと思っていた点が、
少し違うのかなと思うようになってきました。
たとえば、
「身動きが取りやすい」という点。
これは裏を返せば、
「ここに腰を据えない」ということでもありました。
引っ越しを前提にした暮らしは、
子どもが小さいうちはまだしも、
「実家を作ってあげないこと」になりうる。
と考えるようになりました。
(親が住んでいるところが実家と言われればそうなのですが..)
音や周囲への気遣いも、
以前はそこまで気になりませんでした。
でも、子どもが動き回るようになるにつれ、
「またお隣さんに響いていないかな」
「夜中に帰ってきて、起こして申し訳ないな」
と、常にどこかで気にしていました。
我慢できないほどではない。
でも、これがこの先も続くと思うと、
さすがに一度立ち止まったほうがいい気がしました。

工夫では追いつかなくなった、広さと収納
収納や広さについても同じです。
「工夫すれば何とかなる」
「収納が無ければ、ボックスなどを買えばいい。」
そう思ってきましたし、実際そうしてきました。
でも、子どもの物が増えるにつれ、
工夫でどうにかできるものでもなくなりました。
収納しきれず棚や机の上に服などが散乱してしまうのです。
自分たちの暮らしが子どもが生まれたことで、
変わってきた。のだと思います。
そう考えるようになってから、
初めて「持ち家」という選択肢を考え始めました。
「それでも持ち家に不安はあった」
もちろん、この時点で
「じゃあ持ち家にしよう」と簡単に決められたわけではありません。
・そもそも家ってどうやって建てるの?
・人生に一度の大きな買い物。本当に今でいいのか?
・住宅ローンで多額の借金を背負うことになるけど払っていける?
・やっぱり住居が一生固定されるのが嫌(不安)だ。
色々なことが頭を巡り不安が0になることはありませんでした。
それでも妻が多くのことを不満に思っていることを、
打ち明けてくれましたし、
このまま考えずにいるのも、現実と向き合わず
楽な方に逃げているだけなのだと。
まだ「とりあえず話を聞くだけ」
「持ち家は厳しい」と思ったら引き返せばいい。
と、心に余裕があったこともあり、
「不安がある前提で、一度向き合ってみよう」と、
思えるようになりました。
様々、考えた上で我が家は「持ち家で」
こうして考えた結果、
我が家は「持ち家」という選択肢を前向きに考えるようになりました。
まだ、家が完成しているわけでもありません。
それでも、
子どもが生まれて変わった暮らしの中で、
自分たちなりに考え、悩み、選ぼうとしている。
その過程自体に意味があると思っています。
同じように、
「賃貸か、持ち家か」で立ち止まっている方の
何か一つでも参考になれば嬉しいです。
また、今後このブログでは、
家づくりの知識0の我が家が
どのように行動し、
住宅の性能やデザイン、メンテナンスを考えた上で
実際に悩んだこと、調べたこと、迷ったことも含めて、
発信していこうと思います。
正直、まだ不安も多いですし、
この選択が正解かどうかも分かりません。
それでも、
同じように悩んでいる誰かの参考になればいいな、
という気持ちで書いていこうと思います。
楽しみにしていてください。

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